夜道を歩いているとふと呼び止められる。



「おぉ?お嬢さんよこんなくらい時間に何してんだ??」


「おっ!なかなかいい顔してんじゃねぇか」


そこには、そういって明らかに鼻の下を伸ばして汚い目で夕桜を見る着物?…昔の人の格好をした男数人…



「離してください…」


とりあえず抵抗をしてみる


「じっとしてれば悪い事はしねぇよ」


「そうそう、楽しぃ事するだけだっての」



「へぇ、楽しいこと?……それは嫌がる女を無理やり連れていこうとする事ですか?」


「てめっ」


「女の癖に調子乗りやがって」



なんとなく言った言葉がどうやら男達を怒らせたらしい。
急に腰にあった刀を抜いて切りかかってくる男達。
でもそれを夕桜は綺麗に交わす


「遅い…」

そしてすかさず1人の後ろに回っては一人を気絶させ、刀を奪う


「何をッ!?」


「はぁ、だから…遅いんだよ…」


そういって冷ややかな目を男達に向ければ容赦なしに奪った刀で相手を切りつけていく。



私に勝てるはずがないでしょう