すると、

「翔。トイレに行ったか?行ってなかったら行っとけよ」

そう言ったのは布団の中に居る張本人。


「行ってくるー!」元気に返事をしてトイレに向かった翔くん。


「起きてるんだったら早く準備してよ」

そう言っても布団から出ようとしない東城さんに腹が立ったので


「でてきなさーい!」

強引に布団を引っ張ろうとすると

私の手は東城さんによって掴まれ

「キャッ!」
私まで布団の中に入ってしまう。


布団の中の東城さんは上半身裸で私を抱きしめている。

「キャァァ!」