私はお金を払って外に出た。 二階から高井教授が気をつけて火はつけて。それは燃えるからやめてねと大声で言った。 余りの馬鹿らしさに笑ったら前にさっきのスーツのリーマンが立っていて唖然としたようにこっちを見ていた。 いや、リーマンでなくサラリーマンだ。 良く見ると長身でなかなかのイケメンだった。 少しだけ胸の奥の方が疼いたのは昨日食べたスパゲッティのせいではないだろう。 恋愛戦闘開始かと私は少し笑いながら思った。 おわり