浅葱色の妖


だから私はこんな所にいるのか。



怪しいお店じゃなくてよかった…。



私はほっと胸をなでおろした。



「怪しいお店じゃなくてよかったって思ってるでしょ」



彼は面白そうに言う。



なんで考えてること分かってるのよ。



「ここはそんな所じゃないけど、看病してたんだし、口付けくらいいいですよね?」



はっ?



今何て言った?