意味がわからないまま、私達は教室に入った。


「階段つかれた〜」


「だよね、3階だと思わなかった」


クラスの人数は25人で、同じ学校だった人は10人くらいだ。


「あっ!」


思わず大きな声をだしてしまった。


「ねぇ香奈!さっきは気が付かなかったけど…」


「あ!圭介くんじゃん!」


「そうなの!!どうしよう〜。」


圭介くんと同じクラスだったなんて、嬉しすぎる。