その後は、自習でも帰りでもなく普通に授業だった。 「あんなことがあって普通に授業とかおかしくない?」 「うん…おかしいよね。」 「本当に、先生なにやってるの?」 「14人か…これからどんどん減るのかな」 「やめてよ香奈!」 その時、廊下から走ってくる音がした。 「圭介くん!?」 「大変だ…みんな聞いてくれ。」