「だからってそんな投げやりないい方を
しないでよね」
「別に行きたいんだから行けよって
言ってるのが悪いわけ?
じゃーなんて言えばいいの?
行くなよって言われたら嬉しいわけ?」
「・・・・・」
ムカつく!
すると カナさんが
「健二くんは心配だから
ホントは行かせたくないんでしょう?」
「そ・そんなことないけど・・・」
カナさんの言葉に
少し動揺したようにも見えた。
「ただしオレが店まで迎えに行く!
2次会があったとしたら
彼氏が来るから行かれないと言えよ」
「アハハ」
カナさん大爆笑。
「何?」
「面白ーい!!!
一層の事 健二くんついて行けば?
気になるなら素直に言えばいいのに」
「オレ仕事に戻りまーす」
と 後ろの事務所へ急いで入って行った。
健二くんのその様子
ちょっぴり嬉しい。



