「あなたは葉月のことを
どう思ってるの?」


「好きです」


「この4年間も?ずっと?」


「ずっとと言われたら
うそになりますけど
もう諦めようと思ってことも
ありましたけど 
今回会って
『オレはやっぱり葉月しかいない』と
思いました 
でも葉月の方は・・・
オレのことなんて・・・」


「あなたしかいないわよ 
この前少し恋愛してみようかな?
なんて言い出して
紹介してもらったものの
上手く行き始めたかな?なんて
思ってたら向こうの親に
子供のことで反対されて別れたのよ 
これからは楓と2人で
一生生きていくっ!て
泣いてたけどね」


「そうですか」


「本当だったら
葉月を辛い目に合わせたあなたを
責めて二度と会わせたくない!って
言いたいけど 2人がもし
同じ気持ちなら3人で
やり直すのが1番いいのかな?って」


「ありがとうございます」


「あっ!とりあえず
楓を遊びに連れて行ってやってよ
あまり連れて行ってなくてね
動物園とかどうかしら?」


「オレでいいのならどこでも
それにもう一度
やり直してもいいですか?」



「あなたにお任せするわ
葉月と楓が幸せになれるなら」


オレはもう一度
葉月に結婚を申し込む決意をした。


そして 大がかりな計画を立てた。








大プロジェクトの開始となったのだ