再び下へ降りると


「遅くまでお邪魔しました」


と健二くんが立って
挨拶してる時だった。


「いえ こちらこそ
明日楓が起きたら
泣くかもしれないわね」


「母さん!
それは仕方ない事でしょう?」


「また来てくださいね」


「ちょっと母さん!
この人はね彼女さんが居るんだから
そんな無理言わないで」


「僕でよかったら
いつでも来ますよ」


社交辞令を言って帰って行った。


あたしが二階に上がってる間
母と健二くんが2人で居たのが
気になるが母は
あたしたちの関係を気づいてないと
思うから楓はあなたの子供じゃないの?
なんて言わないと思う。。。