「ではお前たち、頼んだぞ? その手紙を届け、里から我が子を連れ……」
―― ゴオォォォーーー……ッ!!
突風、再び。
まだ絹糸が最後まで言い切ってないのに、アレクサンドロヴィチ3世とカモメちゃんが、それぞれの方向に向かって飛び出した。
ほらね、こーゆートコだけ異常に気が短いのよ、この亀夫婦……。
「あー!? 絹糸さんが、また吹っ飛ばされましたよ!」
「ベルベットちゃあぁーん!?」
「うああぁぁーーーう!」
クルクル回転しながら軽々と飛んで行く絹糸を、しま子がドタバタ慌てて追いかけていく。
あぁ……絹糸って今日、天中殺? ひょっとして水瓶座だったっけ?
今日の水瓶座の運勢最悪って、テレビの星占いで言ってたなぁ……。
―― ゴオォォォーーー……ッ!!
突風、再び。
まだ絹糸が最後まで言い切ってないのに、アレクサンドロヴィチ3世とカモメちゃんが、それぞれの方向に向かって飛び出した。
ほらね、こーゆートコだけ異常に気が短いのよ、この亀夫婦……。
「あー!? 絹糸さんが、また吹っ飛ばされましたよ!」
「ベルベットちゃあぁーん!?」
「うああぁぁーーーう!」
クルクル回転しながら軽々と飛んで行く絹糸を、しま子がドタバタ慌てて追いかけていく。
あぁ……絹糸って今日、天中殺? ひょっとして水瓶座だったっけ?
今日の水瓶座の運勢最悪って、テレビの星占いで言ってたなぁ……。


