神様修行はじめます! 其の五

 危ないのは百も承知だけど、そんなことは言ってられない。


 だって、あたし以外に守れる人はいないんだ。


「よせ! せっかく助かった命を、むざむざ捨てるつもりか小娘!」


 絹糸がギャンギャン叫んでいる。


 心配かけてごめん絹糸。でもね、あたしはどうあっても、あそこまで行かなきゃならないんだよ。


 あたしが、ふたりを止めなきゃならない。


 門川君に、一生消えない心の傷を負わせるわけにはいかないよ。