「お邪魔しまーす。なんか、真美の家に遊びに来るのって久しぶりな気がする」
真美の部屋に入って、カーペットの上にベタリと座り込み、部屋の中をしみじみと見回した。
「おお、白アザラシのぬいぐるみじゃん! キミに会うのも久しぶりだね」
あたしはカーペットの上に置かれてあったアザラシのぬいぐるみを抱きかかえ、頭をヨシヨシした。
「これ、真美の誕生日にあたしがプレゼントしたんだよね」
「そ。里緒がゲーセンで勝ち取った戦利品だよ。あの頃の里緒って、ゲームマスターだったよね」
「ふふふ。今でも腕は衰えていない自信があるよ」
「また一緒に行きたいけど、なかなか機会がないよね」
「だね。放課後は部活とか委員会活動とかで遅くなっちゃうから、平日は遊べないし」
「最近の里緒って、なんだか土日も忙しくしてるからね」
真美の言葉に、胸の奥がツキンと痛んだ。
平日はともかく、土日も一緒に過ごせなくなってしまったのはあたしが原因。
あたしが、週末は向こうの方へ通っているからだ。
真美とは小学校の一年生のときに出会って、友達になって、それからずっと親友同士。
中学の頃までは、あたしたちはいつも一緒の時間を過ごしていたのに。
「この写真見るのも懐かしいな。これ、小学校の六年生の頃だっけ?」
胸の痛みを押し隠しながら、あたしはピアノの上に置かれている写真立てを見上げた。
頬と頬をくっつけるように、ふたり並んで写った写真の中で、今よりずっと幼い顔をしたあたしたちが笑っている。
あの頃のあたしは、こんなに子どもっぽい顔してたんだな。自分じゃ、もうだいぶ大人なつもりだったけど。
真美の部屋に入って、カーペットの上にベタリと座り込み、部屋の中をしみじみと見回した。
「おお、白アザラシのぬいぐるみじゃん! キミに会うのも久しぶりだね」
あたしはカーペットの上に置かれてあったアザラシのぬいぐるみを抱きかかえ、頭をヨシヨシした。
「これ、真美の誕生日にあたしがプレゼントしたんだよね」
「そ。里緒がゲーセンで勝ち取った戦利品だよ。あの頃の里緒って、ゲームマスターだったよね」
「ふふふ。今でも腕は衰えていない自信があるよ」
「また一緒に行きたいけど、なかなか機会がないよね」
「だね。放課後は部活とか委員会活動とかで遅くなっちゃうから、平日は遊べないし」
「最近の里緒って、なんだか土日も忙しくしてるからね」
真美の言葉に、胸の奥がツキンと痛んだ。
平日はともかく、土日も一緒に過ごせなくなってしまったのはあたしが原因。
あたしが、週末は向こうの方へ通っているからだ。
真美とは小学校の一年生のときに出会って、友達になって、それからずっと親友同士。
中学の頃までは、あたしたちはいつも一緒の時間を過ごしていたのに。
「この写真見るのも懐かしいな。これ、小学校の六年生の頃だっけ?」
胸の痛みを押し隠しながら、あたしはピアノの上に置かれている写真立てを見上げた。
頬と頬をくっつけるように、ふたり並んで写った写真の中で、今よりずっと幼い顔をしたあたしたちが笑っている。
あの頃のあたしは、こんなに子どもっぽい顔してたんだな。自分じゃ、もうだいぶ大人なつもりだったけど。


