「にいぃぃ――――!」
この場に似つかわしくない、子猫ちゃんの可愛らしい鳴き声が聞こえた。
とたんに目の痛みが急速に消え去ってて、バチバチと光線が弾け飛ぶような視界の苦しさが、みるみる正常に戻っていく。
うお、子猫ちゃんの治癒能力発動だ。ありがとう!
「でかした小娘。我が子も、ようやったぞ」
「にー♪」
「みんな、大丈夫!?」
頭を振って瞬きしながら周囲の様子を窺えば、状況は一変していた。
さっきのお日様みたいな炎の余波が、消滅することなく周囲一帯に及んでいる。
ぼわーっとしたガスの固まりみたいな感じに炎が固まって、ユ~ラユラ浮かびながら周りを照らしている。まるで街灯。
街灯っつーか、まるっきり人だま。ここが墓地だったら効果抜群だ。
「アマンダ、ご覧になって。あそこにさきほどの異形が」
残り火のおかげですっかり見通しが良くなった視界の端で、異形が蠢いている。
黒い霧状の体を、太陽光みたいな明るい光に包み込まれて、ジワジワと弱っていく様子が見えた。
なんか、塩ぶっかけられたナメクジみたい……。ちょっと気の毒。
通常とは効果が違うみたいだけど、どうやらあたしの攻撃は有効だったらしいな。
よかったー! ミッション成功! ひとまずこれで安心だ!
「典雅よ、すぐに結界の強化を頼む」
「承知におじゃります」
「水園! いまのうちに水園を助けに行くぞ!」
水園さんに近づいていた異形は、明るい光に驚いたのか向こうの方へ遠ざかっている。
それでも決して水晶がある場所から離れたくないのか、撤退する気配はない。
あれじゃ、いつまた襲ってくるかわかんないな。まずは結界を強化してから水園さんに近づかないと。
この場に似つかわしくない、子猫ちゃんの可愛らしい鳴き声が聞こえた。
とたんに目の痛みが急速に消え去ってて、バチバチと光線が弾け飛ぶような視界の苦しさが、みるみる正常に戻っていく。
うお、子猫ちゃんの治癒能力発動だ。ありがとう!
「でかした小娘。我が子も、ようやったぞ」
「にー♪」
「みんな、大丈夫!?」
頭を振って瞬きしながら周囲の様子を窺えば、状況は一変していた。
さっきのお日様みたいな炎の余波が、消滅することなく周囲一帯に及んでいる。
ぼわーっとしたガスの固まりみたいな感じに炎が固まって、ユ~ラユラ浮かびながら周りを照らしている。まるで街灯。
街灯っつーか、まるっきり人だま。ここが墓地だったら効果抜群だ。
「アマンダ、ご覧になって。あそこにさきほどの異形が」
残り火のおかげですっかり見通しが良くなった視界の端で、異形が蠢いている。
黒い霧状の体を、太陽光みたいな明るい光に包み込まれて、ジワジワと弱っていく様子が見えた。
なんか、塩ぶっかけられたナメクジみたい……。ちょっと気の毒。
通常とは効果が違うみたいだけど、どうやらあたしの攻撃は有効だったらしいな。
よかったー! ミッション成功! ひとまずこれで安心だ!
「典雅よ、すぐに結界の強化を頼む」
「承知におじゃります」
「水園! いまのうちに水園を助けに行くぞ!」
水園さんに近づいていた異形は、明るい光に驚いたのか向こうの方へ遠ざかっている。
それでも決して水晶がある場所から離れたくないのか、撤退する気配はない。
あれじゃ、いつまた襲ってくるかわかんないな。まずは結界を強化してから水園さんに近づかないと。


