「門川君の、ばっかやろおおぉ――!」
「な、なぜここで、永久様が出てくるのでおじゃるか?」
「よくわかりませんけれど、アマンダの怒りによって滅火の力が濃縮されていきますわ!」
「張り切りすぎて暴発のパターンだけは避けてくれぃ! 小娘よ!」
「わかったオッケー! 任して!」
体内を無尽に駆け巡る怒りの感情が、急激にあたしのテンションを上げる。
気分も戦闘意欲もぐんぐん上昇してる興奮状態だけど、頭の中はスッキリ爽快だ。
自分でも小気味良いほど集中してる。極小の針穴にも一発必中で糸を通せそうな、妙な確信と自信が満ちてくる。
不安とか、恐怖とかの余計な邪念が消え去って、ただでさえ軽めの脳が単純明快に稼働し始めているんだ。
この異形に滅火の炎を食らわせて、みんなを助ける。その一点に集中して!
「……視えた!」
異形に渦巻く中心、狙うべき中核が視える。
この期に及んで力加減とか配分とか、理論的な思考はぜんぜん頭に浮かんでこないけど、そんなのあたしには必要ない。
理屈じゃないんだ。だってあたしの天内の血が、あたし自身に命じている。
『この自分の感覚を信じて……発動しろ! 滅火の力を!』
―― ボウッ……!
脳みそがギュンッと絞られたような、強烈な感覚が走った。
と同時に、異形が一気に炎に包まれる。
周囲に閃光が走って、そのあまりの眩しさに、あたしは思わず両手で目を覆った。
な、なにこれ!? これまで見たこともない炎の色だ!
すっごい鮮烈な、透明度の高い黄色! めっちゃ眩しくて、すごい明るくて……
まるで、お日様の光みたい!
「うわっ……!」
「眩し……!」
あちこちで呻き声が聞こえる。
薄闇の中でいきなり明るい光を見て、みんな完全に目が眩んでしまったんだ。
眼球全体がズキズキ痛んで、どうにもならない。目蓋の裏が、ギランギランにハレーションを起こしてる。
強烈な感覚に悶絶しながらも、異形が結界から離れていく様子だけは肌で伝わってきた。
「な、なぜここで、永久様が出てくるのでおじゃるか?」
「よくわかりませんけれど、アマンダの怒りによって滅火の力が濃縮されていきますわ!」
「張り切りすぎて暴発のパターンだけは避けてくれぃ! 小娘よ!」
「わかったオッケー! 任して!」
体内を無尽に駆け巡る怒りの感情が、急激にあたしのテンションを上げる。
気分も戦闘意欲もぐんぐん上昇してる興奮状態だけど、頭の中はスッキリ爽快だ。
自分でも小気味良いほど集中してる。極小の針穴にも一発必中で糸を通せそうな、妙な確信と自信が満ちてくる。
不安とか、恐怖とかの余計な邪念が消え去って、ただでさえ軽めの脳が単純明快に稼働し始めているんだ。
この異形に滅火の炎を食らわせて、みんなを助ける。その一点に集中して!
「……視えた!」
異形に渦巻く中心、狙うべき中核が視える。
この期に及んで力加減とか配分とか、理論的な思考はぜんぜん頭に浮かんでこないけど、そんなのあたしには必要ない。
理屈じゃないんだ。だってあたしの天内の血が、あたし自身に命じている。
『この自分の感覚を信じて……発動しろ! 滅火の力を!』
―― ボウッ……!
脳みそがギュンッと絞られたような、強烈な感覚が走った。
と同時に、異形が一気に炎に包まれる。
周囲に閃光が走って、そのあまりの眩しさに、あたしは思わず両手で目を覆った。
な、なにこれ!? これまで見たこともない炎の色だ!
すっごい鮮烈な、透明度の高い黄色! めっちゃ眩しくて、すごい明るくて……
まるで、お日様の光みたい!
「うわっ……!」
「眩し……!」
あちこちで呻き声が聞こえる。
薄闇の中でいきなり明るい光を見て、みんな完全に目が眩んでしまったんだ。
眼球全体がズキズキ痛んで、どうにもならない。目蓋の裏が、ギランギランにハレーションを起こしてる。
強烈な感覚に悶絶しながらも、異形が結界から離れていく様子だけは肌で伝わってきた。


