その時、ガチャリとドアが開いた。
「瀬里、いるのか？……え？うわあっ！！」
嘘でしょ！？
何気なく振り返った私の眼に飛び込んできた人物は、瀬里じゃなかった。
「なんだ！！お前、なにしてるんだっ！何で裸で……！」
「翠狼、もしかしてノックもしないで開けたの？！」
「いや、俺はその、てっきりお前しかいないと思ってたからまさかそんな」
「玄関に靴があったでしょう？！信じられない！翠狼の変態！！」
咄嗟に閉めたドアの向こうで雪野一臣が叫び、そこに戻ってきたらしい瀬里との小競り合いが勃発したみたいだった。
……まさか、雪野一臣に着替えを見られるなんて……。
私は溜め息をつくとドレスを着て部屋のドアを開けた。
「瀬里、いるのか？……え？うわあっ！！」
嘘でしょ！？
何気なく振り返った私の眼に飛び込んできた人物は、瀬里じゃなかった。
「なんだ！！お前、なにしてるんだっ！何で裸で……！」
「翠狼、もしかしてノックもしないで開けたの？！」
「いや、俺はその、てっきりお前しかいないと思ってたからまさかそんな」
「玄関に靴があったでしょう？！信じられない！翠狼の変態！！」
咄嗟に閉めたドアの向こうで雪野一臣が叫び、そこに戻ってきたらしい瀬里との小競り合いが勃発したみたいだった。
……まさか、雪野一臣に着替えを見られるなんて……。
私は溜め息をつくとドレスを着て部屋のドアを開けた。
