GREATEST JADE~翡翠の瞳に守られて~

私と山下くんの力作、黒板デコレーションは思いの外好評で、みんなその前で記念写真を沢山撮っていた。

「良かったな。頑張った甲斐があったわ」

「うん!あの記念写真コーナーがよかったね!フレームがウケた」

「人気だったな、あれ!捨てるのもったいねー!」

「あげる」

「いやいや、俺の部屋超狭いから。あんなの飾れませんから」

「残念」

「なあ、松下」

全ての片付けを終えて、正門を抜けたところで山下くんが私を斜めから見下ろした。

「んー?」

返事をして山下くんを見上げると、彼は急にニヤニヤと笑った。

「どうなったんだよ、あの年上のイケメンと」

思わずギクリとして硬直する私に、山下くんは茶色い瞳をいたずらっぽく光らせた。

「もしかして、フッたの?!」

「はあっ?!」

な、なんでそうなるの?!