GREATEST JADE~翡翠の瞳に守られて~

急いで机の中の物をスクバに詰め込み、教室を出ると、私は廊下の先にある階段を走り降りた。

……もう大丈夫……な気がする。

だって学食に向かう途中だとかお弁当を手に外へ出ようとする一、二年生がいっぱいいるもの。

人の姿を見ていると、僅かに騒がしくなっていた心臓がゆっくりと落ち着いてくる。

暫く正面玄関の近くで人混みに紛れていたけれど、そんなことばかりもしていられず、私はゆっくりと開け放たれている扉から外へ出た。

真っ直ぐ正門へと近付くと空を見上げて考える。

このままバスに乗って駅まで出て……マックにでも入って暫く時間を潰そう。

その後は……どうしようかな。