あと一欠片のピース





ごめん、パズルさん。


昨日あんまり寝れてないんだ。


ちょっとだけでいいから、寝かせて。


心の中でそうパズルさんに語りかけて、わたしは夢の世界へと誘われていった。








「うっ、腕痛い……」



頭をのせていたせいで痺れた腕の痛みで、目が覚めた。



「あー、気持ち良かったあー」



ぐいっと伸びをしながら、わたしは頬を緩ませた。


なんだかとても幸せな夢を見た。


パズルさんがわたしの元へ来てくれて勇気づけてくれる、そんな夢。


姿はわからなかったけれど、封筒から毎度香る優しい香りでわかったパズルさんは、とても優しげだった。


何気なく触れたおでこに、夢で見たパズルさんからのデコチューを思い出して、わたしはかあっと顔を赤くした。



「なんかすごい柔らかかったなぁ」



パズルさんの唇の柔らかい感触に、どきりとしたのを思い出して惚けるわたし。


そして自分の変態チックな発言にハッとして、羞恥心が巻き起こった。



「ひええ……。 わたし変態みたい…ショックなんだけど……」



軽くショックを受けながら、パズルさんだからいいんだ、と思い直した。


いや、パズルさんだからいいというのは何かおかしい気がするけれど。


まあいいや、いいのだ別に。