ごめん、パズルさん。
昨日あんまり寝れてないんだ。
ちょっとだけでいいから、寝かせて。
心の中でそうパズルさんに語りかけて、わたしは夢の世界へと誘われていった。
▽
「うっ、腕痛い……」
頭をのせていたせいで痺れた腕の痛みで、目が覚めた。
「あー、気持ち良かったあー」
ぐいっと伸びをしながら、わたしは頬を緩ませた。
なんだかとても幸せな夢を見た。
パズルさんがわたしの元へ来てくれて勇気づけてくれる、そんな夢。
姿はわからなかったけれど、封筒から毎度香る優しい香りでわかったパズルさんは、とても優しげだった。
何気なく触れたおでこに、夢で見たパズルさんからのデコチューを思い出して、わたしはかあっと顔を赤くした。
「なんかすごい柔らかかったなぁ」
パズルさんの唇の柔らかい感触に、どきりとしたのを思い出して惚けるわたし。
そして自分の変態チックな発言にハッとして、羞恥心が巻き起こった。
「ひええ……。 わたし変態みたい…ショックなんだけど……」
軽くショックを受けながら、パズルさんだからいいんだ、と思い直した。
いや、パズルさんだからいいというのは何かおかしい気がするけれど。
まあいいや、いいのだ別に。


