騙されるわたしもわたしだけれど、それでも、心はだいぶ、えぐられている。
辛いの一言では片付けられない。
それほどに、茜と千はわたしにとって大切で大好きな存在だから。
まあ、時として千のことは嫌にもなるけれど。
それでも大切な2人に裏切られたら、どうしたらいいかわからない。
学校でのわたしの居場所はあるのだろうか。
わたしは2人に嫌われているのだろうか。
「いやな自分」
いつもの自分の席に座って、机にゴンと頭を置く。
すぐに嫌な方へ考える自分が嫌。
大好きな友達なのに、嫌な風に考えてしまう自分が嫌。
「こんな時、パズルさんはどうするかな
……」
しっかり者のパズルさんなら、どうするだろう。
まずこんな事にはならないように、上手い事生きていそうだけど。
「あ、今日のパズル……」
パズルさんからの今日の分のパズルがあったことを思い出した時、急激な眠気に襲われて、あくびが出た。
途端に目頭に涙がたまる。
「今日のパズルを…」
スクバから白い封筒を取り出すと、またあくびが出た。
眠たくて仕方なくなり、わたしは封筒を机に置き腕を組んでその上に頭をのせた。


