レミがイタズラに笑う。 だけどそれはさすがに全力で否定した。 だって、そんなのありえないもの! 「ないない!そんなのあるわけないでしょ! あったら困るって! 変なこと言わないでよーっ!」 私とかーくんはあくまでも、お嬢様と執事の関係。 そして幼なじみってだけ。 かーくんが私を守ってくれるのも、面倒見てくれるのも、執事としての使命感から。 だからそれ以上の感情なんて、ない。 あっちゃいけないんだ。 . * .