きたない心をキミにあげる。




私はお兄ちゃんに死んでほしくなかった。


でも圭太に出会えてよかった。



だから、お兄ちゃんの思い出を圭太にわたしました。


あ、あのブレスレットのことだよ。



もし、あの時言ってくれた、死ぬときまで一緒にいよう、っていうのが本当だったら。


圭太の中でいろいろ気持ちの整理がついた時、


また届けに来てくれるとうれしいです。




その時は、


圭太が自分できたないと思ってる心ごと、


全部、私がもらってあげる。








☆おわり☆