吐息混じりの、少し掠れた声で瑞季くんはそう言った。 火照った顔。あつい吐息がかかる。 まるでインフルエンザにかかったときみたいに頭がぼーっとして、ふらふらする。 「……俺のこと好き?」 苦しそうに顔を歪めて、そんなことを聞いてくるから。 じわっと目の奥が熱くなった。 「うん。……好き」 だいすき。 「瑞季くんは、私のこと、」 こんなこと、聞いちゃいけないのに。 答えなんて分かりきってるのに。 なんで。