幼なじみのフキゲンなかくしごと



ドクッと音を鳴らして心臓が動く。


しばらく固まって瞳をみつめていたら、ゆっくりと逸らされた。そのまま背中を向けて




「……なに間に受けてんの」



って、一言。



恥ずかしくなって手のひらをほっぺたに当ててみたら、さっきまで冷たかったはすなのに熱があるみたいにあつくて。


がんばって冷まそうとするのに全然うまくいかない。


顔が赤いの見られたくなくて、うつむいた姿勢のまま瑞季くんの背中を追った。



ローファーをはいて、傘立てから自分のを引き抜く。




「……さむ」