柊くんは私のことが好きらしい



「うわぁああああもぉおおおおおお!!!」


クッションをベッドへ叩きつけてもこの気持ちは収まらず、べッドへダイブし足をばたつかせてやっと少し落ち着く。


「ああもう好き……かわいい……好き!」

「また興奮するからやめなよ」

「だっていちいちかわいいんだもん! かと思えばかっこいいんだよ! 無理しぬ!!」

「……溜まりに溜まってたものが爆発してる感じだよね」


お互いに。と咲はため息交じりに言うから、クッションへ強く顔を押し付けた。そうしないと、また想いがあふれ出そうになる。


今日はたまたま咲と予定が合ったから、うちで女子会しようってことになって、聞いてくれる人がいたからよかったけれど。


「こんなの柊くんに言えないぃいいいい」

「言えないじゃなくて、さっさと付き合いなよ。今度は何をためらってんの? ていうかなんで仲直りしたときに言わなかったのよ。もしかして両想い、の空気楽しんでんの? 咲的に1番うざいタイプだわー」

「そんなんじゃないし、うざいってひどいな!」

「じゃあなんなのよ。メグの吹っ切れたような笑顔光線がいい加減眩しくてうっとうしいんだけど」

「……っだから、それが私にも強烈なの! 直視できないし、どきどきしちゃって息も止まりそうだしっ」

「ひまりの経験不足が悪いんじゃないの」


ごもっともすぎてぐうの音も出ない!