だって、私は明るくないと寝れないのに停電して真っ暗だし
ザーザーって雨がひどいし
雷もひどいから
寝れなくて............
『おっ、お兄ちぁゃん。一緒に寝よ?』
「んん〜......おいで......」
寝起きのお兄ちゃん。
起こしちゃった
「りかから起こされたから寝れないー」
お兄ちゃんは言った
『この前ね、読んだマンガにね“りゅうは”ていう人がいてね〜』
寝れないって言ったからちょっとお話することにした
「俺に似てるな」
『そーなの!“りゅうは”には、妹がいてね“りゅうはお兄様”て呼んでたんだ』
「俺らみたいじゃん、俺のことそんな風に呼んでよ」
お兄ちゃんに
『陵羽おにぃさまぁ〜♡』
とびっきり甘い声で言った
お兄ちゃんはゴクッと息を飲んだことがわかった
『おにぃさまぁ〜?』
笑ってくれるかなっと思って言ったけど
さっきまでお兄ちゃんの顔が横にあったのに
今度は上にある。
お兄ちゃんの後ろには
天井

