年下でもいいですか?

「繁ちゃん、みんなからお祝いもらったの」

「ありがとう。
一課と人事部と海外事業部からも?
個人のもあるし......」

「お前ら有名だからな」

「なんでだよ」


「会社一のおしどり夫婦に子供が産まれたってなったら、
もう中は大変。
浮気もできないだの、泣く子もいるし、よくわからんが......
今話題の二人。
子供の名前の予想してるぞ?」

「言うなよ?」

「言わないよ。
こっちも知ってるのかとか、男か女かスッゴク聞かれるんだぞ?

なんにせよ無事に生まれてよかったよ」

「時間はかかったけど。
朋ちゃん頑張ったから」

「で?退院の目処はついてるのかよ」

「普通は5日らしいんだけど、二週間だって。
祐也の方はまだ」

「先生が一ヶ月もすれば家に帰れるって言ったんだけど、
そしたら叔父さんが母子ともに退院じゃないとだめだって...
だから延びたよ......」

「いつ?」

「3時過ぎ......」

「でも母乳持ってこなくて良いし、助かるのは助かるんだけど...
この部屋じゃねぇ」

「どこかのホテルみたいだな」

「もしかして食事も違うの?」

「たぶん。
ステーキとか出てくるんだけど」

「嘘やろ?
そんな病院聞いたことないで?」

「社長ならやりかねないんだろうな」

「俺のときは叔父さんにフランス料理持ってこさせようかな」