天満堂へようこそ

「おい...何で俺の部屋に転送してくれてんだ!」

「歩きたくないからだが?」

「犬は?」

「可愛いだろう?」

もういい!
と部屋に案内される。

「着替えたら挨拶に行く。
入り口の前で待ってろ」

「何で俺が命令されるんだよ...」

バタンと扉を閉めキャリーバッグから着替えを出す。
人間界でのドレスは私のお気に入りの一つだ。
魔界のドレスは以外にも地味すぎるのであまり好きではない。

シンプルな赤のドレスに着替え、ムーをつれて部屋から出る。

「待たせたな」

「なんだその格好は」

「女優とゆうのが着ていたものだ。
背中の開き具合がなんともセクシーだろう?」

「はいはい...」

そう言いながらも見られていることは重々承知だ。
通りすがりのものもお辞儀をしながら立ち止まっている。

王子が一緒だと言うこともあるが...