「おにいさまが結婚されると聞いてから、私はいろいろ考えてみました。
どんな方がおにいさまのお相手なのかなって。
きっと、私とは正反対の方なのだろうと思いました。
ショートカットでちょっと小柄で、目鼻立ちがはっきりしていて。
おにいさまに対しても毅然としている。
真冬さん、想像通りの人です」
「だから、真冬が俺を好きってのは意味がわからないが」
顕人にしては攻撃的に言ってくる。
他人にそういう態度に出ることはあっても、私にはそんなことなかったのに。
そう思ったが、明日実は怯まず、続きを口にした。
「いえ。
要するに、あの方が想像通りの方だったということです。
外見も、おにいさまに対する態度も」
真冬は、明日実が想像していた、顕人に愛し愛されている婚約者の姿そのものだった。
同じ言動を取る真冬が、顕人を愛していないはずがないと思った。
「真冬さん、あんな口のきき方しか出来ない人ですが、きっとおにいさまのことが大好きなんです」
「だったら、俺にどうしろって言うんだ」
突然、しびれを切らしたように、顕人がテーブルを叩いて立ち上がった。
どんな方がおにいさまのお相手なのかなって。
きっと、私とは正反対の方なのだろうと思いました。
ショートカットでちょっと小柄で、目鼻立ちがはっきりしていて。
おにいさまに対しても毅然としている。
真冬さん、想像通りの人です」
「だから、真冬が俺を好きってのは意味がわからないが」
顕人にしては攻撃的に言ってくる。
他人にそういう態度に出ることはあっても、私にはそんなことなかったのに。
そう思ったが、明日実は怯まず、続きを口にした。
「いえ。
要するに、あの方が想像通りの方だったということです。
外見も、おにいさまに対する態度も」
真冬は、明日実が想像していた、顕人に愛し愛されている婚約者の姿そのものだった。
同じ言動を取る真冬が、顕人を愛していないはずがないと思った。
「真冬さん、あんな口のきき方しか出来ない人ですが、きっとおにいさまのことが大好きなんです」
「だったら、俺にどうしろって言うんだ」
突然、しびれを切らしたように、顕人がテーブルを叩いて立ち上がった。



