栗原は笑い、
「あずみんは、なんと、お金を増やす芸が出来るんですよ」
と言い出した。
「……やめて。
栗原くん」
トラウマ増やさないで……。
しかし、貴継さんめ、あの芸のお陰で私が人気がないとか言っておいて。
いや、別にあってもなくても、どうでもいいんだが。
同期の誰かと付き合うなんて、今は、全然想像もできなかった。
「じゃあ、お先に失礼しますー」
と早々に二人と別れたが、背後から、
「佐野さんが一番人気なんだ?
やっぱ、可愛いから?」
「面白いからみたいですよ」
という会話が聞こえてきた。
……聞かなかったことにしよう。
「あずみんは、なんと、お金を増やす芸が出来るんですよ」
と言い出した。
「……やめて。
栗原くん」
トラウマ増やさないで……。
しかし、貴継さんめ、あの芸のお陰で私が人気がないとか言っておいて。
いや、別にあってもなくても、どうでもいいんだが。
同期の誰かと付き合うなんて、今は、全然想像もできなかった。
「じゃあ、お先に失礼しますー」
と早々に二人と別れたが、背後から、
「佐野さんが一番人気なんだ?
やっぱ、可愛いから?」
「面白いからみたいですよ」
という会話が聞こえてきた。
……聞かなかったことにしよう。



