顔を上げると、栗原が立っていた。
「ごめん。
人事に出す書類、忘れてたのがあって」
と言われ、
「ああ、はい」
と受け取ったあとで、ん? あずみん? と思う。
「……あずみん?」
と訊き返すと、
「君のあだ名は、あずみんに決まったんだよ」
と栗原は笑顔で言ってくる。
いつ!?
「昨日、会社近くに住んでる男連中だけで、呑んだんだけど。
あずみんのコードネームは、あずみんに決まったから」
なんだ。
コードネームって。
なんの組織だ、と思いながら、
「じゃあ、栗原くんは、くりりん?」
と訊くと、
「なんでだよ」
と苦笑いされる。
じゃあね、と栗原が手を振って行ったあと、近くの女性社員の人が椅子を滑らせながらやってきた。
「今の、同期の子よね。
可愛いわね。
彼女居るの?」
と訊かれた。
「ごめん。
人事に出す書類、忘れてたのがあって」
と言われ、
「ああ、はい」
と受け取ったあとで、ん? あずみん? と思う。
「……あずみん?」
と訊き返すと、
「君のあだ名は、あずみんに決まったんだよ」
と栗原は笑顔で言ってくる。
いつ!?
「昨日、会社近くに住んでる男連中だけで、呑んだんだけど。
あずみんのコードネームは、あずみんに決まったから」
なんだ。
コードネームって。
なんの組織だ、と思いながら、
「じゃあ、栗原くんは、くりりん?」
と訊くと、
「なんでだよ」
と苦笑いされる。
じゃあね、と栗原が手を振って行ったあと、近くの女性社員の人が椅子を滑らせながらやってきた。
「今の、同期の子よね。
可愛いわね。
彼女居るの?」
と訊かれた。



