雪の降る日に、願いを消して

「鈴、ごめんな。俺のためにこんな事になって、本当にごめん」


駿は何度も何度も謝って頭を下げ、ボロボロと涙をこぼした。


駿……。


駿がいる。


ショウは?


ショウはどこにいるの?


「あ……」


ショウの名前を呼ぼうとしたとき、自分の口から微かに声が漏れた。


「鈴!?」


「シ……ショウ……」


自分のものとは思えないくらい、ガラガラ声だ。


「あぁ……ショウは……」


駿が目を伏せてあたしから視線を逸らせた。


え?


ショウに何かがあったの?


悪い予感が胸をよぎると同時に、あたしは自分がやった事をすべて思い出していた。