あれ一件、特に宮葉さんはなにもしてこなくなったけど、 私は毎日お昼になると図書室へ走ってる。 なんでこんなにも自分が必死なのか、よくわからない。 お弁当を楽しみにしてるから……? それとも……。 なんて考えたけど、首を振った。 きっと気のせいだよ……。 そして私は、再び図書室に足を進めた。