簡単に朝ごはんを作ったあたしは、弘也のいる部屋に向かう。 「お待たせ~」 部屋に入ると、弘也はケータイを当たっていた。 恐らくゲームでもしているのだろう。 あたしが来るとケータイを止めてくれた。 「それにしてもどうして突然ウチに来てくれたの? 学校で言うことも出来たのに」 フレンチトーストを食べながら訊いているあたし。