「なんでだ?」


っ......やっぱり、だめか......


「俺は話を聞いてもぜってー友達やめねぇ」


あまりの嬉しさに、抱きついてしまった




『うゎーーーーーーーーーん......ヒクッ…あり、がとう』


快里は何も言わずに頭を撫でてくれた


それから泣き疲れて寝た......


「起きろバカ!!!」

『ひょ!』


「ぶっ、おま、アハハハハ」

優が爆笑した。

「で、お前、過去に何があったんだ?」

え、ちょ、なんでわかったん!?


『えぇー、何のことかなぁ?』

ちょっと可愛くとぼけてみた


「きも。過去に、何かあっただろ。目を見りゃ分かる」


『ちょ、きもてなにさ!?

目?私、ちゃんと.......』

ちゃんと、映してるよ?

ちゃんと、光出してる.......よね?

まさか、出てない?

「映してねーよ。暗い、何も見てない。

それに、自分じゃ笑ってるつもりなんだろーが

表情がまったくねぇ。」


え?じゃぁ、笑えてなかったってこと?