「美優莉は、容姿と成績。」
「美優莉、いこーか♡」
うーん。自己紹介何にしようかなぁ。
あっ!
「入ってきてっていったら入ってこいよ」
ガラッ
ザワザワザワザワ
ガンッ
ピタッ
すごいクラスだ。お兄ちゃん、元総長だもんなぁ。
「ーーーー入ってこい」
ザワザワザワザワ
キャーーーーー
『椎菜 美優莉です。この先生の妹です。モデルやってるから話に来るような人は関わりたくない。以上。......あ、私後ろの窓側の空いてる席に座るね。』
「お、おう」
この席を選んだことが間違いなことに気づいたのはあとからだった......

