築路side。
「はぁ…」
ため息をつくと幸せが逃げるというが…ため息しか出ない。
思い出すのは星南と高松とかいう男。
星南は…高松のことをすごく信頼していた。
すごく楽しそうで、仲も良さそうで…。
「はぁ…」
思い出したくないけど、どうしても思い出す。
…毎日会いに行けば少しは記憶が戻るかと期待した。
だけど記憶は戻ることはなく、自分が辛くなるばかりで。
記憶を思い出さないということは、俺たちのことは忘れたい。
そういうことだろ?
このまま星南に会いに行っていいのか。
〝つき君〟
それでも思い出すのは、俺の名前を呼んでは幸せそうに微笑む星南の顔。
「はぁ…」
ため息をつくと幸せが逃げるというが…ため息しか出ない。
思い出すのは星南と高松とかいう男。
星南は…高松のことをすごく信頼していた。
すごく楽しそうで、仲も良さそうで…。
「はぁ…」
思い出したくないけど、どうしても思い出す。
…毎日会いに行けば少しは記憶が戻るかと期待した。
だけど記憶は戻ることはなく、自分が辛くなるばかりで。
記憶を思い出さないということは、俺たちのことは忘れたい。
そういうことだろ?
このまま星南に会いに行っていいのか。
〝つき君〟
それでも思い出すのは、俺の名前を呼んでは幸せそうに微笑む星南の顔。