タイプも似ているし、きっとお似合いのカップルなんだろうな。
「で、ちょっと疑問なんだけど」
全員の自己紹介が終わって、健が片手を上げてそう言った。
「何?」
郁美が聞く。
「俺と明日花と郁美は友達。そっちの弘明と伶香は恋人。どうして1人だけ違うんだ?」
そう言い、視線をトシ君へと向ける。
「どうしてと言われても……」
トシ君は困ったように眉を下げて健を見た。
確かに、目が覚めたら森の中だったんだから理由を聞かれたって本人にはわからないだろう。
「どうしてトシ君だけ知らない人なのか気になるけれど、それを本人に聞いたってわからないよ」
あたしがそう言うと、健が「そうか?」と、首を傾げた。
「今日はもう考えるのやめにしようぜ。俺はまだ頭が痛いんだ」
そう言ったのは弘明君だった。
「そうだよね、あたしもまだ痛い」
伶香さんが弘明君の言葉に賛同する。
2人の言う通り、あたしもまだ頭痛が残っていた。
今日は早く休みたい気分だ。
「夕飯はどうする? お腹へってる?」
郁美がそう言うのであたしは「え?」と、聞き返した。
夕飯の事なんて全く考えていなかった。
「で、ちょっと疑問なんだけど」
全員の自己紹介が終わって、健が片手を上げてそう言った。
「何?」
郁美が聞く。
「俺と明日花と郁美は友達。そっちの弘明と伶香は恋人。どうして1人だけ違うんだ?」
そう言い、視線をトシ君へと向ける。
「どうしてと言われても……」
トシ君は困ったように眉を下げて健を見た。
確かに、目が覚めたら森の中だったんだから理由を聞かれたって本人にはわからないだろう。
「どうしてトシ君だけ知らない人なのか気になるけれど、それを本人に聞いたってわからないよ」
あたしがそう言うと、健が「そうか?」と、首を傾げた。
「今日はもう考えるのやめにしようぜ。俺はまだ頭が痛いんだ」
そう言ったのは弘明君だった。
「そうだよね、あたしもまだ痛い」
伶香さんが弘明君の言葉に賛同する。
2人の言う通り、あたしもまだ頭痛が残っていた。
今日は早く休みたい気分だ。
「夕飯はどうする? お腹へってる?」
郁美がそう言うのであたしは「え?」と、聞き返した。
夕飯の事なんて全く考えていなかった。