ゴールデンウィークで無人の救護室のベッドにまゆちゃんを優しく下ろすと、
進藤さんはキランッとキザな笑みを浮かべた。
「ここにいるってことは、進藤さんも赤学ですか?」
「その言い草はもう玉木には会ったんだな」
「まあ」
相変わらず変な人だな玉木先輩困ってるだろうな、と苦労が浮かぶ。
「葛木はインカレやる気あんのか?あいつ」
「そりゃまあ、葛木先輩ですから、やる気なんてあってもなくても」
「はっ、さすが葛木の女だけあって生意気」
「そんなんじゃ」
ガラッ
「おう玉木」
「玉木先輩!」
進藤さんのペースで進んでいく会話、それを割ってくれたのは玉木先輩の扉を開ける音だった。
「居なくなったとおもったら、、、。
永松と二人きりに出来るほど俺は優しくないぞ進藤」
あとはいこれ倒れた子に差し入れ。
あ、ありがとうございます。
「玉木、いい加減俺と仲良くしてくれ」
「俺は誰とも仲良くはする主義ではない」
助かった、内心ホッとしながら、まゆちゃんの横に今玉木先輩から受け取ったポカリスエットを供えた。
「「供えるな、備えろ」」
「わあ息ぴったり。」


