「まゆちゃんっ」 「あっ、先輩、すいません」 体育館までの道で、まゆちゃんは座り込んでいた。 見れば、おかしな汗の量と冷えた体、真っ赤な顔、 「貧血と熱中症のダブルパンチだ」 この様子だと、歩けそうにもなさそう。 「おいおい大丈夫か?手伝うぞ?」 私達の前に影が現れたかと思えば、 声をかけてくれたのは 「進藤さん!」 「お、見たことあるとおもえば、葛木のとこのマネージャーじゃないか」