お互い横になり見つめ合いながら、
相手の言葉を待つ時間。
『永松さんだけなわけないじゃないですか。僕を誰だと思ってるんです?
インターハイ優勝校のキャプテンで今や大学バスケでも一目置かれた存在。
もってもてのもってもて、年上から同期年下まで彩緑ですよ、言うこと聞かない永松さんなんて、用無しです。さようなら』
や、やだ!!
こんなの葛木先輩なんかじゃない!!
葛木先輩は、優しくて、かっこよくて、時々意地悪で、
でも本当は、一番に誰かのためを考えるひと。
どんな時でも、私のこと助けてくれるひと。
「ぃゃ、」
涙と一緒に、想いも溢れた。


