ずるい、葛木先輩ばっかり余裕で。
他の人にも、こんなことしてるのかな。
ギュウウと胸が苦しくなって、自分からクルッと体を葛木先輩の方へ向けた。
少し驚いた様子の葛木先輩がみえて、
それから、パクッと、葛木先輩の耳をかじった。
「!!」
あれ、ど、どうしたらいいんだろう。
「この後どうしたらいいんですっけ」
「ながまつさんっ」
慌てて、葛木先輩は起き上がろうとするけど、ぎゅっと首に抱きついて、抑えた。
ああそうだ、首に、
ひとつ、
それから、鎖骨に、胸に、
葛木先輩がするみたいに優しくキスを落として、
キスマークは、どうやってつけるんだろう。
何度かキスして試みるけれど、葛木先輩の肌にはなんの跡も残らない。
意地になって何度もキスをしていると、葛木先輩の吐息がかかった。
「どういうつもりですか。
永松さんが、悪い。」
そう言った葛木先輩は、目の色がかわった。
困ったような目をしていたのに、虚ろで、それでいて鋭くて、
「かつらぎせんぱい」
呼ぶ声も届かず、葛木先輩の手が、私の服の中に浸入した。
目をみはる。
「やっ、葛木先輩!?」
背中にまわった葛木先輩の手は、ぱちっと私の胸元を緩くした。
なに、なにが、
鎖骨くらいまで元々空いていた服が、ずいっと胸までずらされ、葛木先輩の舌が肌を這う。
「やっだっ」
腰をぐいっと浮かせられ、息がしずらくなった。
葛木先輩の手は、スカートをめくり上げていた。
何が起こってるのかもわからずに、頭の中に、甘い痺れと恐怖が襲う。
「もう本当にとまれそうにない、」
葛木先輩も、息が上がったようだった。
熱っぽい声に、体中が疼いた。
葛木先輩も辛そう、、


