すると、今度は胸元に、チクッと小さな痛みが走った。 葛木先輩は体を離してわたしを見下ろす。 「ごめん今度は痛かった?」 「い、たかった、です」 声にならない声を振り絞って、葛木先輩を見上げると、 とんでもなく色っぽい顔した葛木先輩がいた。 本日何度目かわからない噴火でした。 「葛木先輩、」 「今度こそ本当に遅くなっちゃいましたね、送りますね」 葛木先輩は、最後に、わたしの額にチュッと口付けると、ソファから退いてしまった。