「メール、返さないの?」
明らかに機嫌がよろしくなくなった声!
完全に痛い目に合う!!
再び襲う悪寒に顔面蒼白です。
「はやく返しなよ」
今ここで。と言わんばかりの脅迫に、渋々葛木先輩の目の前で時定君に返事をした。
《ありがとう、もう帰れました。大丈夫です》
送信。
「なんで嘘つくの?まだ帰ってませんよね?」
「ゎっ」
どさっと視界が反転。
目一杯に広がる葛木先輩の顔と天井。
ソファに押し倒されている。
葛木先輩の手が私の両手を抑えていて、
右足は、私の太ももの間に挟まって、完全に身動きが取れないノックアウト状態。
「僕と居るから、大丈夫。でしょ?」
完全に大丈夫では、ないです!!!


