葛木先輩と永松さん




「はあ、今日は酔っ払いました」



唐突にそう言って、葛木先輩は私を引っ張る


わわっと気付けば


葛木先輩を前に葛木先輩に乗っかる形になっていた。



ボンっと1度目の噴火。



いくら葛木先輩だからって男女が密室でこの体勢はマズイ。


マズイのはわたしだけ!?


葛木先輩はお酒臭プンプン漂わせながら、私と無理矢理目線を合わそうとしてきた。



むりむり!心臓に悪い!!



赤い顔を見られたくなくて、ばっと両手で顔を隠した。



「あっ、ダメですよ永松さん、顔見せてください」


「むむむ無理に決まってます、おろしてくださいっ」


「だーめ。顔見せてくれなきゃ永松さんがやなとこ触りますよー?」


「それも嫌ですっ」


「永松さんあつい、ブレザー脱げばいいのに」