この人お酒くさい!
あの葛木先輩が大学生大学生してる!!
言うと葛木先輩は、ばっと自分の口を手で隠してバツの悪い顔をした。
「葛木先輩お酒飲みましたね!?」
だめじゃないですか!と詰め寄ると、葛木先輩は目を泳がすばかり。
「仕方ないじゃないですか、イサ先輩が無理矢理」
そうだった、
「わざわざ、抜けてきてくれたんですよね」
「だってあなたが、珍しいことするから」
「ありがとうございます」
ぺこりと頭を下げると、葛木先輩はヨシヨシと私の頭を撫でた。
よかったもう怒ってないかも。
「ここじゃなんだし、帰りながら聞きましょう。何かあったんでしょう?」


