「ももももしもし!」



さすがに慌てて電話を取ると、からだは無条件に硬直した。




『なんで出ないんです!』

「ご、ごめんなさい!」



やっぱり怒ってる!!



『今どこか答えなさい』

「ば、バス停です、、」

『わかりました、そこにいなさいすぐ行きます。』

「は、い」





完全に主従関係だ、これはもうバスケ部のマネージャーになった時点で結ばれてる。




怒ってる葛木先輩ほどこわいものはない。

何を言われるかわからない。




サーと血の気が引く感触を感じた。