葛木先輩と永松さん




なるほどなあ、と思いながら、

「バスケと、たべることと、」


いやいや食べることは二の次でいいんだけどね



「でもまだわからないうちは大学行きながら将来したいことを考えたらいいと思うよ」


「その大学に躓いてるのにー」


「そうだった」




なんて話していると、バス停についた。

最近はこのバス停から、葛木先輩と歩いて帰っているけれど、葛木先輩との約束がない日はバスで帰る。



時定君もバス通学だからバスも一緒だ。



暗い道の中でぽつんと明るいバス停に、バスはすぐにやってきた。




でもなんだか、