「鈴華、寒くないか? もうすぐ死にそうとか…」 「馬鹿…。…水…と、薬…」 「あ、あるぞ!」 鈴翔がペットボトルと薬を出して 薬を私の口に入れ、ペットボトルの水を 流し込んでくれた。 なんとか飲み込んで一安心。 喉も回復した。 「ふぅ…。…死ぬかと思った」 「本当にごめんなさい! 人間になってた事を忘れてしまって…」 「いいのいいの。 姫様が無事でよかった」