「きゃぁっ!!」 抱きついてる姫様と鈴翔の間に割り込んで キッと姫様を睨む。 「うふっ♪やっぱり好きなじゃない??」 「ないっ!ぜっっっっっったいないです!」 「そう?あ、私地上歩きたい!」 「え?!姫様!!」 じ、自由だ…。 「お前、人魚か?」 「……チッ。あぁそうですよ~? 人魚ですよ~? それがなにか」 「いや、鈴華だろ」 「さぁ、鈴華って誰のことかしらぁ」 何故かイライラする私。