諦めないで…。 信じれば、必ず助かる…か。 「うん。そうだね。 君も諦めないで信じれば必ず助かる」 「うん! あ、僕は三島 鳴海(みしま なるみ)だよ!」 「そっか。鳴海君。 私はね、玖珂 鈴華って言うの」 「鈴華! 鈴華、僕頑張るからね!」 「うん!頑張って! …もし、私が生きていたら、また会おうね。 約束」 「…うん。約束!」 私と鳴海君は小指で指切りして別れた。